2014年6月11日水曜日

ArduinoでLFOの波形観測

可聴帯以下の波形をソフトオシロで見ようとすると、どうもオーディオインターフェイスの
ACカップリングが邪魔でまともに計測できない。

オーディオインターフェイスではなくて、Arduinoを使ったオシロがあったのを思い出した。

Arduino 簡易オシロスコープ
http://www.iizuka.kyutech.ac.jp/faculty/physicalcomputing/pc_kitscope/

でも、そんなに凝ったことしなくても
Arduinoアナログ入力をサンプリングしてシリアル通信でPCに送ってやれば済むなぁと思って
analogRead()のサンプルそのまんまで計測してみた。
const int analogInPin = A0;  // Analog input pin that the potentiometer is attached to

void setup() {
  Serial.begin(9600); 
}

void loop() {
  int sensorValue = analogRead(analogInPin);
  
  Serial.println(sensorValue);   

  // wait 2 milliseconds before the next loop
  // for the analog-to-digital converter to settle
  // after the last reading:
  delay(2);                     
}

TeraTermで受信して数値をExcelでグラフ化してみたが
やっぱりできればリアルタイムに波形を見たい。

探したら、COMポートのデータをグラフ化するそのままズバリのフリーソフトがあった

CPLT
http://www.datatecno.co.jp/cplt/cplt-download.htm

これはめちゃくちゃ便利!

NE555で組んでたLFOの波形を色々と観測してみた。


LTSpiceのシミュレーション
NE555で矩形波を出力。コンデンサーの端子間電圧を拾ってノコギリ波もどきを出力。


テスタで出力電圧をチェック
→ Rで分圧して5V以下に降圧


部品点数は大して多くない(^O^)v



オーディオインターフェイス越しのソフトオシロで計測
グチャグチャ


Arduino + CPLT 矩形波
きっちり矩形波!


Arduino + CPLT ノコギリ波(もどき)



やっぱり波形自体はしっかり出ているようだ。

ただ、ノコギリ波もどきの波形の山が潰れている。
NE555のThresholdからの出力ですでに潰れている。

波形観測ができると、いろいろとわからなかったことが見えてくるもんだと思った。

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