2016年10月8日土曜日

高速バッファICのTC74HC541の出力波形を見てみる。

高速ということでTC74HC541を仕入れてみたのでテスト

配線図






自作の矩形波だけのファンクションジェネレータで矩形波を入力してようすを見てみた。

1kHzの矩形波の立ち上がり


電源電圧 5V

ch1:入力 ch2:出力

矩形波だけのファンクションジェネレータからの出力波形より立ち上がりが早くなってるし、振動もすくない。

電源電圧 3.3V

電源電圧を3.3Vにすると上限が3.3Vになる(4Vぐらい出てるが)

<追記:2016.10.10>

TC74HC541のDATASHEETを見ると
入力電圧 | VIN | −0.5~VCC + 0.5 | V 
となっていて、電源電圧が3.3Vの場合、5Vの信号を直結して入力するのは好ましくありません。

</追記>

4MHzの矩形波の入出力


自作の矩形波だけのファンクションジェネレータで出せる最高周波数の4MHzで見てみた。

電源電圧 3.3V

立ち上がりは元の波形より早くなっているし、振動も押さえられている。

電源電圧 5V

ch1:入力 ch2:出力

電源を5Vにすると出力波形がおかしくなった。

拡大




入力電圧が少なすぎて過剰に反応しているのかなんなのか。

メモ:


矩形波だけのファンクションジェネレータは、TC74HC541HCを通せばもう少し特性がよくなるかもしれない。高速バッファを謳っているだけあってやりがいがありそうな感じだ。

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