2016年11月7日月曜日

Wave GeneratorのAD9833の出力にLPFを入れてみる。

前回なんとか動かせた感じだが(参考:「Wave GeneratorのAD9833をArduinoで動作させてみる。」)かなりノイズが乗っていたので、自作のバターワース特性の4次VCVS LPFを通してみた。


4次バターワースLPFのありなし

ch1:4次バターワースフィルターなし ch2:4次バターワースフィルターあり

多少ノイズは減らせている(線が細くなっている)


オシロで20MHzに帯域制限できる機能があるのでかけてみた。



ch1:4次バターワースフィルターなし ch2:4次バターワースフィルターあり

オペアンプを使ったLPFよりはっきりノイズが減らせている。オシロ(OWON SDS7102)の中の回路がどうなっているかわからないが、これぐらいの帯域になるとオペアンプを使ったフィルターでは歯が立たないようだが、オシロの帯域制限は効いている。

FFTしてみる。


4次バターワースLPFなし、帯域制限なし


10kHz/div (可聴帯域付近)

380kHz、920kHz付近でノイズのピークあり

5MHz/div (デジタルノイズ付近)

4MHz、25MHz、36MHz付近でノイズのピーク


4次バターワースLPFあり、帯域制限あり(20MHz)


10kHz/div (可聴帯域付近)

4次バターワースLPFなし、帯域制限あり

4次バターワースLPFあり、帯域制限あり

1kHz/div (可聴帯域内)

4次バターワースLPFなし、帯域制限あり

4次バターワースLPFあり、帯域制限あり

メモ:


可聴帯域付近になるとオペアンプを使ったフィルターも多少効きそうだが、MHz帯のデジタルノイズには太刀打ちできないようだ。

LCRのパッシブフィルタならいけたりするのかどうなのか(@@?

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